【「糸」No.001-c.k 】

京都に現存する世界唯一の技術であるマーブルプリント”しだれ菊シリーズ”のアイコンであり、第一作品。

柄の入った布をトルソーに乗せて立体的に作りました。
左右非対称の形とドレープが特徴です。
素材には日本製のシルクタッチの高級ポリエステルを使用。
とっても軽くて肌触りの良く、普段着〜衣装まで幅広く愛用いただいているアイテムです。

素材名：シルクタッチビンテージデシン
素材：ポリエステル100％
仕様：かぶり
カラー：オフホワイト
サイズ：F（モデル１６０cm）１５５cm〜１７０cm
産地：日本製（生地・プリント・裁断・縫製）

レンタル期間：1週間
※返却の送料はご負担願います。（送り状同封）

製品No.CHIAKI-a.ladonna.JAPAN”ITO”No.001-c.k
￥8000＋税

マーブルプリントの発祥は17世紀からヨーロッパで発展したマーブルペーパーの歴史にさかのぼります。実際には日本の墨流しの技法が中国に渡り、シルクロードを経てヴェニスの商人によってヨーロッパへ広まったといわれ、19世紀にはヨーロッパで皇族関係の蔵書の装丁などに使われていました。

このマーブルペーパーとは一線を画したこのマーブルプリント（マルチカラープリント）の技法は、20世紀前半、西ドイツ（当時）の職人フランツ・クールによって発明され、それ以来この伝統技術は、技術者の手から手へと磨かれ、受け継がれてきました。
色糊を粘土のように半固形化したのちに、モザイクするように各色糊を組み合わせてデザイン化し、布に写し取るこの技法は、同じものがふたつとなく、まさに熟練された高度な職人芸によって生み出されます。しかし、その複雑な工程とデリケートな扱いゆえに、マスプロダクトと合理化の波にさらされ、現在この技術者は世界的に見ても希少な存在となっています。

1963年、京都の職人が日本にこの技術を持ち帰り、1967年、日本芸染株式会社（現在の株式会社マーブルプリント）を創業しました。一時期はそこから京都近郊から韓国にまで広がりましたが、現在は日本でも株式会社マーブルプリントのみとなっています。

株式会社マーブルプリント
http://www.kyotomarble.com/

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